【比較】Z会とポピーの年長講座がスタート
この春、幼稚園年長になった長女(5)は、年少の10月から月刊ポピーを始め、そのまま年中「あかどり」も1年間継続しました。3月生まれの長女ですらポピーは簡単な内容でしたが、そのおかげで勉強が嫌いになることなく、毎日ワークに取り組む習慣が身についたので、我が家はポピーにとても感謝しています。
ポピーは小学校入学後こそ続けたいと思っているので、年長も引き続き受講することにしましたが、ポピーだけでは親子共に物足りなくなってきたので、この4月からはZ会の年長講座も同時に受講することに決めました。
今回は、ポピーとZ会の年長講座4月号に取り組んだ感想をまとめてみたいと思います。結論から言うと、我が家の場合はZ会に申し込んで正解でした。
月謝は、Z会がポピーの2倍以上
ポピーとZ会の会費は下表のとおりです。年長講座の場合、年間払いで月当たり(税込み)ポピー1,045円、Z会2,431円なので、Z会の方が倍以上になります。
1か月あたり:毎月払い(税込み)
ポピー | Z会 | |
年少 | 980円 | 2,200円 |
年中 | 1,100円 | 2,640円 |
年長 | 1,100円 | 2,860円 |
小1 | 2,500円 | 4,620円~ |
1か月あたり:年間一括払い(税込み)
ポピー | Z会 | |
年少 | 931円 | 1,870円 |
年中 | 1,045円 | 2,244円 |
年長 | 1,045円 | 2,431円 |
小1 | 2,375円 | 3,927円~ |
Z会はスタートセットが充実
年中の1月にZ会の年長講座に申し込んだ後、4月のスタートまでに以下のスタートセットが届きました。
我が家の一番のお目当ては、年長講座の付録の「時計」でした。まだ時計が完璧に読めない長女も、これで少しずつ長針と短針に慣れていっています。この時計の特徴は、本物の時計と同じように長針と短針が連動していて、必ず長針を動かす仕組みになっている点。
また、早期申込み特典の「かたちパズル」も長女と次女に好評で、喜んで取り組んでいました。
そして待ちに待った、3月末に届いたZ会の4月号がこちら。
「かんがえるちからワーク」は全部で48ページ、「ぺあぜっと」は1か月で親子で取り組む課題が10項目ほど。さらに「ぺあぜっとシート」という、担当の先生に毎月提出する課題もあり、これも我が家がZ会受講を決めた理由の1つでもあります。
ちなみに4月は、「たけのこきんぴら」を長女と一緒に作って、その感想などを絵と文で書いて提出しました。こうした「実体験」が子育てでは一番大事だと頭では分かっていても、つい面倒に思ってしまう私なので、こういうきっかけやヒントが毎月得られるのは本当にZ会のメリットです。
ポピーの4月号は年中と大差なし
一方のポピー「あおどり」の4月号はこちら。これにお風呂に貼れるカタカナシートがついていました。
年中「あかどり」よりも冊子が大きくなり、A4サイズになりました。ドリるんは41ページ、わあくんは33ページ。内容はだいぶレベルアップするかなと期待していましたが、やっぱり簡単なポピー。最近ひらがなを覚え始めた次女(3)でもできるページが多く、早くも次女の先取り学習用になっています。
でもポピーの良いところは、紙質のおかげでシールが何度も貼り直せる点。間違えたときにシールが破れてイライラすることもないし、三姉妹で何度でもやり直せます。
年長なら、我が家の軍配はZ会に
幼稚園の春休み&新型コロナウイルスによる外出自粛生活の今、長女は毎日Z会のワークに2~4ページ取り組んでいて、1か月の分量としてはちょうどいいです。ポピーの場合はやる気スイッチが入れば1~2日で終わらせてしまうこともあるくらいですが、Z会は「ぺあぜっと」も合わせると、数日で終わらせるのは到底無理なボリューム。内容も、Z会はポピーよりも文章題や考えさせる問題が多かったりで、ちょうど良い手ごたえがあります。これを1か月、半年、1年続ければ、相当力がつくような気がします。
Z会のスタートセットの「かんがえるちからワーク」の例。ポピーとは違ったアプローチの問題が多く、長女の苦手分野が分かるきっかけにもなりました。答えが1つではない問題や、理科の分野の問題が、長女には難しい&新鮮だったようです。
ポピーがオススメな方
とにかく安くて無駄なものがないポピー。まだ幼児教材を何もやったことがない家庭がお試しでやるならポピーがオススメです。これで机に向かう習慣が身につき、子どもが「もっとやりたい!」となった場合に、他社の教材を検討するのも良いのではないでしょうか。
Z会がオススメな方
しっかり勉強させたい、という家庭ならやっぱりZ会がオススメです。ワーク学習も、「ぺあぜっと」での親子体験も、どちらもしっかり取り組めば、その後の子どもの成長が楽しみになるような内容です。
我が家ではまだ年長講座はスタートしたばかり。また半年後、1年後に、ふり返ってみたいと思います。
【DWE】プレイアロングを5年間かけ流した効果が出てきた
長女(現在5歳)が0歳8か月のときに購入したディズニー英語システム(DWE)のプレイアロング。長女→次女→三女と、それぞれ0~2歳の時期に特に夢中で見てくれて、我が家ではかれこれ5年近く、プレイアロングのDVDをかけ流す生活が続いています。
最近ようやく長女と次女(3)にかけ流しの効果が現れてきたので、この5年間の様子を振り返ってみたいと思います。
プレイアロングとは
DWEの数ある教材の中で、一番最初に使う導入教材で、対象年齢は0~3歳。DVDの映像に出てくる親子と一緒に、同じおもちゃを使って、体を動かしながら自然に英語を身につけることができます。ディズニーキャラクターは登場せず、カエルのフロッギーとウサギのバニーというオリジナルのキャラクターが出てきて、映像はちょっと古い感じがしますが(※2017年に映像などがリニューアルされたようです)、0~3歳児はまったく問題なく食いつきますし、基本的な単語や文法が網羅されていて、とてもよくできています。シングアロングセット以上を正規購入すると無料でプレゼントされる教材ですが、単品で買うと42,500円(税別)。我が家は新品の中古(?)をヤフオクで4万円で購入しました。
我が家のかけ流しは休日3時間以上
我が家ではプレイアロングとほぼ同時期にシングアロングのCDも購入しましたが、やはり映像がある方が子どもは喜んで見てくれるので、長女が幼稚園に入るまでの3年間はほぼ毎日2~3時間、プレイアロングDVDをかけ流していました(おもちゃを使って一緒に遊ぶのは時々)。
長女が2歳を過ぎ、アンパンマンやしまじろう、YouTubeなど、他の動画に興味を持ち始めると、次第にプレイアロングを嫌がるようになりましたが、代わりに次女がプレイアロングに食いつき、同じく次女が飽きた頃に、今度は三女が食いついてくれたおかげで、トータルでは長女と次女も一緒に見る(聴く)時間、すなわちインプットの時間が相当積み重なったと思います。
長女が幼稚園に通いだしてからは、平日昼間に1~2時間次女に見せ、次女が保育園に通いだしてからは三女に見せるといった具合。休日は、家で遊んでいる時間はなるべくプレイアロングDVDかシングアロングCDをかけ流すようにしました。
長女4歳、次女2歳ぐらいからアウトプットが始まる
長女はなかなか英語を話したがりませんでしたが、次女は間違っていようがとにかく英語の歌を口ずさんだりするタイプで、次女の発話が増えた2歳後半あたりから、次女に触発されて長女もプレイアロングの歌やフレーズを口にすることが増えてきました。
二人がよく歌うお気に入りの曲は、
・The Bellybutton Song
・Peekaboo!
・Byb-bye, Baby!
・Jingle, Jingle, Jingle!
・The Cup Song
・Sharing
この3月からは新型コロナウイルスの影響で、保育園も幼稚園も休みが多く、平日もたっぷりかけ流す時間がとれています。4月も引き続き家に引きこもる生活なので、この際、たくさん英語をインプットしようと思います。
映像翻訳の仕事のこと
ご訪問ありがとうございます。
今回は、日中英トライリンガル子育てをしている私自身の仕事のことについて書きたいと思います。
私の本業は「映像翻訳」です。英語→日本語、中国語→日本語の翻訳が専門です。娘たちに英語と中国語を少しずつ触れさせている理由も、私が単に娘たちと一緒に勉強したいからです。
なので、娘たちには早くペラペラになって欲しいとか、完璧なトライリンガルになって欲しいとは思っておらず、日本語と違う言語があること、外国語を知ることは楽しいことだということを知って世界を広げて欲しいと思っています。それが、我が家が「ゆる~く」トライリンガル子育てをしている理由です。
特に、母国語と同じように言語が習得できるのは幼少期だけと言われていて、「聞く力」は、親がそういう環境を整えてあげないと身につきません。将来、本格的に英語や中国語、その他の言語を学ぶかどうかは、その時娘たちが自分で決めればよいことで、親としてはその選択肢や可能性の幅を増やしてあげるだけです。
私も夫も語学では苦労してきたので、幼少期から少しでも外国語に親しんでおくことは、デメリットがないどころかメリットだらけだと考えています。私自身も、親がもっと幼少期に英語を聞かせておいてくれたらな~なんて思ったこともあります。
前置きが長くなりましたが、以下に「映像翻訳」のことについて書いていきます。「翻訳に興味がある」「翻訳者になりたい」という方の参考になれば幸いです。
翻訳の1分野、「映像翻訳」
「映像翻訳」ってどんな仕事?
映画の字幕翻訳で有名な戸田奈津子さんのように「外国語の作品に日本語字幕をつける仕事」と言うとイメージしやすいと思います。ただしそれは数ある映像翻訳の仕事の中のごく一部。映画館で上映される映画に限らず、テレビやネットで配信される映画やドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、海外ニュース、または企業のPR動画など、とにかく「映像媒体の外国語を翻訳する」仕事です。
字幕だけでなく吹き替えやボイスオーバーなど、さらに細かく種類が分かれており、働き方も社内翻訳者だったり在宅ワーカーだったりします。フリーランスでも、テレビ局に出向いて現場でニュースなどを翻訳する方もいます。
どうやったらなれる?
フリーランスの「翻訳者」の場合は、一般企業や翻訳会社の社内翻訳者を経て独立する人が多いと思いますが、「映像翻訳」の場合は、他の翻訳と違ってかなり細かい独自のルールがあるので(表記、1秒何文字といったルール、字幕制作ソフトの使い方、スポッティング/ハコ切りのやり方など)、専門の学校で学ぶか、映像翻訳を扱っている翻訳会社に入るのが近道です。
(↑ 映像翻訳者を夢見ていた頃によく読んだ本は今でも捨てられず取ってあります。)
私の場合は、正社員→派遣社員→フリーランス
大学卒業後、翻訳会社に入社
中学・高校と英語は得意科目で、大学時代に短期・長期で留学はしましたが、大学卒業時は就職氷河期だったり、面接試験が苦手だったこともあり就職先がなかなか決まらず、大学卒業間近の3月の新聞広告で求人をしていた地元の翻訳会社に運よく入社することができました。
正社員として社内で黙々と翻訳をしては社長に赤入れをしてもらう傍ら、外注のフリーランスの先輩翻訳者さんから納品された翻訳をチェックしたりする機会も多く、働きながらお金をもらって勉強させていただいている感覚でした。翻訳の内容は、技術マニュアルや報告書、契約書などの英日翻訳が中心でしたが、自治体の母子手帳の多言語翻訳や、国際結婚の書類の翻訳、さらには結婚指輪に刻むメッセージからハリウッドスターへのファンレターの英訳まで、誰かの人生のお手伝いができた実感が得られるものは特に印象に残っています。
やりがいのあった職場でしたが、入社5年目の時にリーマンショック(2008年)があり、業務量が激減した時期が30歳手前だったこともあって、自分の将来を悶々と考えるようになります。「もっと翻訳の勉強がしたい」と思い始め、毎週末、東京の翻訳学校に新幹線&夜行バスで通う生活を半年続けました。その時に通ったのはNHKのニュース翻訳をする「ニュースライター」を養成する「国際研修室」という学校。とてもレベルが高くて、毎週、緊張しながら授業を受けたことを覚えています。
上京→通学しながら派遣社員→フリーランスへ
国際研修室に通ったことが、今振り返ると私の人生の大きな分岐点でした。この時、私よりももっと遠方の新潟や兵庫から通学している人たちと出会い、「東京って面白い!東京で働きたい!」と思うようになり、上京を決意したのです。
6年間勤めた翻訳会社を辞め、東京の商社で派遣社員として翻訳の仕事をしながら、国際研修室でニュース翻訳の勉強をする日々。でも思うように力が付かず、挫折を味わいかけていた時に、以前抱いていた「映画の字幕翻訳者になりたい」という気持ちが再燃したのです。そこで、国際研修室での進級をあきらめ、別の映像翻訳学校に申し込みました。
この時私が通った学校は今はもうないのですが、マンションの1室を字幕制作会社兼教室にした塾のような雰囲気のところで、私が受講した時、生徒数は4人でした。ここでの勉強があまりにも楽しく、課題が少なめの学校だったので、「もっと映像翻訳の勉強がしたい!」と、さらに別の映像翻訳学校の通信講座を並行して受講しました。
この2校での勉強が修了した後、さらに大手の映像翻訳学校に1年通いました。結果的に2年間で4つの学校に通ったことは自分でも多いと思いますが、翻訳学校はエージェントの役割も担っているので、卒業時にトライアル試験に合格すれば、登録翻訳者として仕事をもらえることにもつながります。こうして2011年、複数の学校でのトライアル合格を機に、派遣社員として勤めていた会社を辞め、フリーランスの映像翻訳者になりました。
【有名な映像翻訳学校】
ワイズ・インフィニティ
JVTA日本映像翻訳アカデミー
映像テクノアカデミア
フェロー・アカデミー
(↑ 字幕翻訳の場合は、字幕制作ソフト「SST G1」を使って作業をしています。)
将来性はある?
私はあると思います。「劇場公開の有名作品の字幕・吹き替え翻訳をする」となると非常に狭き門ですが、今は動画のネット配信も増え、コンテンツは増えていると言われています。副業や在宅ワーク向けのクラウドソーシングのサイトでも、最近はYouTubeの動画に字幕を付ける仕事なども見かけます。またアジアやヨーロッパの作品も含めると映像作品はさらに多いので、他の外国語ができる人は強みになると思います。
翻訳者や翻訳学習者の方なら、翻訳者ネットワーク「アメリア」の会員になるのもオススメで、ここでたくさんの求人情報やコンテストに応募したり、翻訳者の心得を学んだりすることができます。
翻訳者ネットワーク「アメリア」★3月末日まで入会金0円キャンペーン実施中!
おわりに
中学生の頃から映画が好きだったので「字幕翻訳者」という仕事があることは知っていましたが、雲の上の存在の仕事というか、自分がなれるものだとは思っていませんでした。でもクライアントさんいわく、優秀な「翻訳者」「映像翻訳者」は常に人手不足。将来、翻訳はAIに完全には取って代わられないと個人的には信じてるので、私も日々精進して翻訳の世界で生き残っていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
月刊ポピー年少「きいどり」年中「あかどり」を1年半受講した感想
現在年中の長女(5)は、年少の10月号から幼児ポピー「きいどり」を始め、そのまま年中では「あかどり」を1年間継続しました。今回は、ポピーを1年半受講した感想をまとめてみます。
2歳~年長までの家庭学習教材【月刊ポピー】今なら無料見本プレゼント
最初は迷わず「ポピー」に決定
幼児教材と言えば、「ポピー」「こどもちゃれんじ」「Z会」が有名ですね。最近では「スマイルゼミ」や「まなびwith」もCMでよく見かけます。
私自身は小学生から高校受験まで、塾に行かずに進研ゼミをやっていました。小学生のときは赤ペン先生のポイントで景品を交換するのが楽しみで、中学生のときは次第に教材の量が増えて、学校の宿題と両立するのが大変だった記憶があります。
子どもが生まれて、幼稚園時代から「お勉強」は必要ないと思っていましたが、地域柄、公文や幼児教室に通っている教育熱心な家庭が周囲に多く、多少焦りを感じていました。次女(当時1)がいたり、三女を妊娠中だったりして教室通いは難しいと考え、「通信教育」を検討し始めたとき、「まずは安いポピーがいいかな」と心の中ではほぼ決めつつも、確認の意味で何社か資料請求しました。
資料を見て、ポピーは教材がシンプルで低価格なだけでなく、小学生以降も価格が安く、しかも教科書に沿った内容という点がますます魅力に感じ、ポピーを試してみることにしました。
当時、資料請求したのは「ポピー」「こどもちゃれんじ」「Z会」でしたが、後に「スマイルゼミ」と「まなびwith」も資料請求したので、ポピー受講1年半経った今、改めて各社を比較してみます。
大手幼児教材4社との比較
こどもちゃれんじ
しまじろうとおもちゃが魅力ですが、我が家は似たようなおもちゃがすでにあって不要だったので候補から外しました。その後、時々送られてくる体験版を見ては、娘たちは「しまじろう~」と喜んでいますが、ワークのレベルはポピーと同じ印象。ただし、「こどもちゃれんじEnglishのすてっぷ(特にDVD対応のキッズせんようリモコン)」は結構いいなと思っていて、次女(3)が年中くらいのタイミングで受講を検討中です。
Z会
「あと伸び力」、いわゆる自分なりに考える力を身につけるカリキュラムで、ワークのレベルはポピーより少し難しい印象。「ぺあぜっと」という親と取り組む体験型教材や添削課題があるのが魅力で、 親のかかわりが多く大変ではありますが、幼児期の実体験重視の子育てのヒントになりそうだと思いました。我が家では「Z会は年長からでいいかな」と思っていたので、これから長女で試してみるところです。
スマイルゼミ
娘たちはスマホの知育系アプリが好きなので、タブレット学習も最初は喜んでやると思います。家事などで忙しいときに、長女&次女からの「ワーク見て見て」攻撃にあったときなども、親の採点不要のタブレット学習なら楽かなと思ったりもしますが、しばらくは親子で紙のワークに取り組む時間を大切にしたいのと、姉妹でタブレットの取り合いになったり、三女が壊しそうでハラハラすることも容易に想像できるので、スマイルゼミは我が家ではしばらくはおあずけです。
まなびwith
資料と一緒に1週間分の見本ワークが届きましたが、「これが1週間分?」と思うほど少なく、内容もポピーより簡単に感じました。ただし、小学館の「プレNEO図鑑」のページが毎号あり、図鑑を使った学習が効率的にできるのが他社と違う魅力だと思いました。ステップ学習とスパイラル学習の組み合わせや、「表現する力」を強化するカリキュラムも好感が持てました。年長コース修了時には「3文程度の作文」「スピーチや話し合い」ができることを具体的な目標に掲げているとのこと。我が家では、すでに長女のポピーを先取りしてマンネリ化している次女か三女が年中になったら、試してみようかと思っています。
※2021年4月より「名探偵コナンゼミ 」にリニューアル!
受講費の比較
2020年3月時点の受講費の比較です。
1カ月あたり:毎月払い(税込み)
ポピー | こどもちゃれんじ | Z会 | ※スマイルゼミ | まなびwith | |
年少 | 980円 | 2,379円 | 2,200円 | ― | 2,310円 |
年中 | 1,100円 | 2,379円 | 2,640円 | 3,960円 | 2,585円 |
年長 | 1,100円 | 2,379円 | 2,860円 | 3,960円 | 2,585円 |
小1 | 2,500円 | 3,680円 | 4,620円~ | 4,268円~ | 3,685円 |
1カ月あたり:年間一括払い(税込み)
ポピー | こどもちゃれんじ | Z会 | ※スマイルゼミ | まなびwith | |
年少 | 931円 | 1,980円 | 1,870円 | ― | 2,117円 |
年中 | 1,045円 | 1,980円 | 2,244円 | 3,278円 | 2,369円 |
年長 | 1,045円 | 1,980円 | 2,431円 | 3,278円 | 2,369円 |
小1 | 2,375円 | 2,980円 | 3,927円~ | 3,278円~ | 3,378円 |
※スマイルゼミはタブレット代、継続割引あり
ポピーを受講して良かったこと
幼児ポピーははっきり言って簡単です。これは他社でも同様だと思いますが、子どもが「簡単!」「できた!」と思うことがやる気につながり、自然に勉強の習慣が身についていくと私も考えています。我が家は年少ポピーの「きいどり」から始めましたが、シール貼りが中心で本当に簡単でした。でも3歳児といえばシール貼りが大好き。そのおかげで「ポピー=楽しい」となって、毎月ポピーが届くのを楽しみにするようになりました。そして8割は簡単&ちょうどいい、2割はちょっと難しい「あかどり」を継続していくことで、知らず知らずのうちに勉強の力がついていったと実感しています。 月1,100円でこの満足感が得られるなんて、ポピーを始めて本当に良かったと思います。
ポピーを受講してイマイチだったこと
毎号、似たような内容で繰り返しが多いので、子どもによっては飽きてしまうかもしれません。我が家は幸い次女(3)と三女(1)がいるので、長女には簡単すぎるページや、似たような内容のところは、妹にやらせたり、後々妹たちがやるためにあえて残してあります。その物足りなさを補うために、我が家は年長からは「Z会」も併用することにしました。
まとめ
幼児教材はある程度継続して試してみないと分からないことも多いので、最初に始めるなら安いポピーはオススメです。小学校受験を目指している家庭にはポピーは不向き(ポピーだけでは不十分)でしょうが、我が家のように、勉強は楽しいものだと思わせたり、勉強を習慣付けたりすることをまず目的とするならば、試してみる価値はあると思います(いつでも辞められますし)。今回資料請求した5社は、どこも電話勧誘などは一切なく(※後日、まなびwithからは電話ありました)、無料サンプルだけでも結構勉強になるので、とても得をした気分になりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
長女5歳の誕生日にシンデレラのティアラケーキを作った
雑誌『ディズニープリンセス らぶ&きゅーと』の2019年12月号に載っていた、「シンデレラのティアラケーキ」。3月で5歳になる長女が「誕生日に作りたい!」としつこく言っていたので、誕生日を迎えた週末に家族で作ってみました。
生クリームの泡立ては夫が担当、長女は飾り付けなどを担当。
このケーキの要とも言える、ティアラはオーブンシートに書き写したものを、チョコペンでなぞり、アラザンで飾り付け。
見本とは違うアラザンですが、こんな感じに。
飾り付けを仕上げて、
完成!
お菓子作りも料理も苦手な私ですが、結構見本のような仕上がりに(?)。味はみんなにも大好評なほど美味しかったです。
こういう実体験が、子どもの教育にはとても大事だと考えているので、とても充実した誕生日になりました。
長女5歳の誕生日プレゼントに電子キーボードを購入
長女5歳の誕生日プレゼントは、本人のリクエストに応えて電子キーボードにしました。ヤマハの「piaggero(ピアジェ―ロ)NP-12」のホワイトです。
数ある電子キーボード、電子ピアノをいろいろ調べましたが、シンプルなデザインと、実際のピアノに近いタッチで強弱が出せる点が気に入りました。
迷った結果、専用スタンドも一緒に購入しましたが、持ち運ぶには大きすぎるので、スタンドも購入して正解でした。
これくらいのサイズ感。狭いマンションのリビングのすき間にちょうど収まりました(横が冷蔵庫…)。長女は喜んで好きなときに弾いています。
61鍵盤ですが、今までの32鍵盤に比べたら十分。親子で連弾もできます。
今まで使っていたのはこちら↓
長女は2歳のときからリトミックに通っていたので、ドレミの音階には慣れていましたが、幼稚園年中の秋頃に、自分から「リトミックじゃなくて、もっとピアノがやりたい!」と言い始め、近所の個人レッスンに通い始めました。
といっても、人見知りの激しい長女。最初の体験レッスンでは(2か所行って2か所とも)泣いてまったく話にならず。
ヤマハ音楽教室の親子一緒のグループレッスンの方がいいかなと迷いましたが、2か所目の体験レッスンの教室の先生が彼女なりには気に入ったようで、「次は頑張る」と言うので、とりあえずお試しで入会。
結局すぐに慣れてくれたので、あの時あきらめなくて本当に良かった。
長女のピアノの成長記録も残していきたいと思います。
長女のピアノ教室探し、個人かヤマハのグループかで迷う
長女(4)は2歳7ヵ月からリトミック教室に通っています。初めての習い事であり、長く続いている唯一の習い事。
「リトミック」をしながら、譜読みやピアノにも少しずつ慣れさせてくれる教室で、年1回、小さな発表会もあります。長女も毎回少しずつピアノに触れてきたおかげで、この2年でずいぶん楽譜が読めるようになり、『かっこう』などの曲が両手で弾けるようになりました。
そんな長女が、「もっとピアノがやりたい!」と言い始めたので、私も張り切ってピアノ教室を探し始めました。
近所で通える範囲にあったのは、カワイ音楽教室、ヤマハ音楽教室、大手ではないA音楽教室、そして個人の先生が数か所。
カワイとヤマハの違いは、4~5歳だとカワイはピアノの個人レッスンで、ヤマハはエレクトーンのグループレッスンになります。
カワイ→A教室と体験レッスンに行き、私が気に入ったのはA教室(初めての個人レッスンで長女はどちらも大泣きしましたが^^;)。カワイはグレード試験の会場が遠かったりなどの理由もあり見送りました。
体験レッスンの様子から、個人レッスンはまだ早いかなと思い、ヤマハ幼児科の体験レッスンにも申し込みましたが、開催日がまだ数ヵ月先だったので、とりあえず「A教室で次はがんばる!」という長女の気持ちに期待し、数ヵ月のお試しのつもりでA教室に入会しました。
最初の数回は嫌々レッスンを受けている感じでしたが、家に帰ってからはレッスン内容を復習したり、教材を先取りしたりとやる気はあるようで、数を重ねるごとに先生にもレッスンにも慣れて楽しくなってきたようです。
今使っている教材はこの2つ。
みんなだいすき! リズムのほん 1 りんごのペーパークラフトつき
- 作者:丸子 あかね
- 発売日: 2010/03/23
- メディア: 楽譜
導入期の教材としては『ぴあのどりーむ』シリーズと『みんなのオルガン・ピアノ』シリーズが有名なようですが、進みの早い『オルガン・ピアノ』の方を先生が勧めてくれました。
ちなみに先日、幼稚園の近くのヤマハ幼児科の体験レッスンにも行ってきました。幼児科は年中・年長が対象(長女は来春年長)で、5月に開講して半年後にようやく両手の演奏に入るということで、長女には少し簡単すぎるかなと思いましたが、個人レッスンとは違った親子&グループレッスンの楽しさ、「聴く力」や「総合的な基礎音楽力」を育てるヤマハメソッドも捨てがたい。
とりあえずA教室はすでに空きがないほど人気なので継続することにし、もう1か所、家の近くのヤマハの体験レッスンを受けて、気に入れば両方通うことも考えています(月謝は高いけど、教材は次女・三女も使うことになれば良いかなと)。
長女も、「個人とヤマハのどちらもやりたい」とのこと。
人生一度きりなので、好きなことはとことんやらせてあげたいです。
中国語教室、辞めました
9ヵ月通った近所の中国語教室を、年内で辞めることにしました。
理由は、長女(4)が他の習い事(ピアノ)がしたいと言い出したから。
そもそも中国語教室に通い始めた理由は、4歳からのキッズクラスに長女を通わせたかったからですが、結局この9ヵ月、毎回長女を連れての親子レッスン(ほとんど私のレッスン)の間、長女は私の横でお菓子を食べながら別のワーク(日本語)を数ページやるだけ。中国語に興味はあるみたいですが、教室でマンツーマンで学ぶにはまだ早すぎました。
とっても楽しく、話の合う先生だったので私は続けたかったのですが、私自身の中国語学習ならお金をかけずにやる方法は他にもあります。お金も時間も私に投資するよりは、長女のやりたいことを優先しようということで、辞めることにしました。
次は長女のためのピアノ教室探しです。
『海外ドラマで面白いほど英語が話せる超勉強法』のマイフレーズブックの暗唱法を真似してみる
とてもタイムリーに、良い本に出合いました。著者は現役大学生で、中学1年生のときに海外ドラマにハマり、以後、ほぼ海外ドラマだけで英語を身につけた男の子。留学や海外長期滞在経験なしに、スピーチコンテストで優勝したり、ネイティブと問題なく会話ができるレベルになったということです。
私も中学生のとき海外ドラマ『フルハウス』にハマり、高校生のときは映画観賞が趣味でハリウッド映画をたくさん観ましたが、英語は全然身につきませんでした。
同じく映画好きだった当時のクラスメイトに、「どうしてそんなに映画観てるのに、英語がしゃべれないの?」と言われ、単に娯楽として観ているだけでそんな発想が全くなかった私は衝撃を受けました(ちなみにその子は英語が得意で、高校生にして「将来は国連職員になる」という夢を語っていました)。
私は単に映画やドラマの英語を聞いて日本語字幕を読んで終わり、という鑑賞方法でしたが、この本の著者・出口くんが決定的に違う点は(もちろん彼の語学センスや性格も影響していますが)、彼はただ観るだけではなく、使いたい表現をどんどん「マイフレーズブック」に書き溜めて、さらにそれを演じるようにひたすら暗唱し、アウトプットしていったという点です。
私もちょうど、中国ドラマで同じことを実践しようと思っていたところだったので、とても参考になるとともに、良い刺激を受けました。そしてドラマや映画からは海外の「文化」や「価値観」まで学べるのが面白いという、とても大切なことも改めて気づかせてくれました。
子ども向けというよりも、むしろ大人向けの勉強法で、どんな語学レベルの人でも参考になる本だと思います。