言語が混乱しないのか?
バイリンガル教育でよく言われる弊害。
母語である日本語がおろそかになるとか、言葉が混乱するのではないかとか。
確かに最初はあると思いますが、私はあまり気にしていません。
今まで海外で出会った友人の子どもたちは、複数言語を上手に習得していました。(彼らなりの苦労はあったでしょうが。)
例えばアメリカで出会った台湾人とチェコ人夫婦の子どもたちは、中国語、チェコ語、英語はもちろん、学校で日本語とスペイン語を習っていて、話し相手に応じて見事に使い分けていました。
もちろん我が家と環境は違いますが、「子どもが混乱したら…」という次元で悩んで
あきらめてしまうのはもったいないと思うのです。
帰国子女の方で、やはり日本語で苦労する方もいます。
元同僚に、バイリンガルの帰国子女がいて、彼女の日本語は高度なものでしたが、自然に身について羨ましいというような話題になったとき、「たくさん本を読んで努力した」と少し悔しそうに言っていたのを強烈に覚えています。
我が家では日本語を一番大切に。
子どもの様子を見ながら進めていきたいと思います。