『日本一めんどくさい幼稚園』
「困難なことに挑戦できる」「努力し続けられる」「最後までやり抜ける」
そんな"生きる力"のある子に育てるために、「めんどくさい」と思うことでも子どものことを第一に考え実践している幼稚園。
それゆえに親にとっても"めんどくさい"のですが、こんな幼稚園が近くにあったらいいなと思えました。
特に子どもの「自己肯定感」を育てる方法が詳しく載っていて、とても勉強になります。
中でもインパクトがあったのは、「大事なことはだいたい、めんどくさいもの」という冒頭の言葉。
めんどくさくても手をかけた分、いつか返ってくるものが必ずあると考えるだけで、日々の子育ての大変さが少し軽減されます。
その他、私なりの参考メモ。
◎発達段階の正しい順序を踏まえ、心と体の成長を積み上げていく。
習い事も同様。焦り、ショートカットは弊害。
◎「努力した」→「できた!」をいっぱい体験。
「がんばればできる」こと、「できなくても認めてもらえる」ことを学ばせる。
◎卒園生が大きくなったときの言葉。"自分の人生の原点は幼稚園での経験"
幼稚園時代は目に見えなくても、ちゃんと本人の中で息づいているものがある。
急がず「強い根っこ」を育てよう。
◎最低1時間ぐらいは歩く体力を。
きちんと座って絵を描いたり、授業を聞いたりする筋力を培う。
◎子どもの「イヤ」には理由がある。
甘えやサボりではない、その子なりのできない理由を理解してあげる。
◎どんなふうに声をかけてもらいたいか、子どもの立場になって考える。
◎「子どもには無限の可能性がある」
= 「得意なものがどこまで伸びていくか分からない」という意味。
❌「すべてが完璧にできる可能性がある」ではない。
◎生活の様々な場面で、自分で選ばせる、決めさせる。
☆☆☆
書き出したらきりがないほど。
またいつか読み返したい本です。
2歳7ヶ月 ABCソングを歌う
長女、生後6ヶ月頃からABCソングを聴かせてきましたが、2歳7ヶ月にしてついに自分で歌うようになりました。
遅い?
精度は7割くらいですが、アルファベットに興味を持ってくれて何より。
大好きな英字ビスケットと、100円のアルファベットポスターで今日も遊んでいます。
リトミック始めました
近所の公民館のような所で月3回やっているリトミッククラスの体験に行き、気に入ったので通うことにしました。
長女、初の「習い事」です。
10名くらいの2〜3歳クラスで、1回40分。
リトミックの先生ともう1人ピアノ担当の先生がいるので、ずっとピアノの生演奏付き。
ドレミの音階が身につくような内容で、タンバリンを使った遊びや、クレヨンを使った創作もあり。
先日のカワイ音楽教室のクラスと比べると、半額以下の月謝で気軽かつ満足の内容です。
園児クラスもあるので、今後のピアノの導入にいいかなと思って始めましたが、ちょうど今読んでいる幼稚園の園長先生が書いた本に、「リトミックの効果」が書いてありました。
年少・年中・年長で、子どもたちが描く絵には特徴と段階があり、脳と身体がバランスよく育っているか知る方法の1つが、子どもの描く絵を見ることだそう。
年少→ 頭から手足が出た「頭足人」
年中→ 胴体のある人
年長→ 洋服を着た人
「年長でも絵がバラバラな子は、音楽を聴いて自由に体で表現するリトミックのようなリズム運動を行い、手足の神経が脳につながるよう刺激していく」とのこと。
単なる音楽遊びではないのですね。
長女はまだクラスの雰囲気に馴染めていませんが、2回目にして、ほんの少しだけ先生の問いにお返事できるようになりました。
そしてボールやタンバリンやクレヨンを使う時間は好きみたいで、またやりたいと言っています。
この気持ちを大事に育ててあげたいです。
プリスクール体験レッスン
先日説明会に行った英語のプリスクールの、体験レッスンに長女が参加。
週1回、一時保育で利用しているのとは違うスクールです。
2歳半〜4歳児の4時間のクラスを前半だけ体験させてもらい、私も2時間ずっと見学(娘には気づかれないよう物陰から)。
その日は8人の子どもにネイティブ&バイリンガルの先生2人。
午前は自由遊び、サークルタイム、雨なので室内で動的遊び、ストーリータイム、合間に数回お茶やトイレトレーニングといった内容。
ランチをはさんで、午後は創作活動もするそうです。
娘は泣きはしませんでしたが、終始無表情で、楽しそうじゃない。
でも、手をつないで輪になったり、トンネルをくぐったりと、普段泣いて嫌がることもやっていて、親としてはひと安心。
クラスでダントツの小さな体で頑張っていました。
先生たちはとても元気で、教え方も上手。
生の英語のシャワーを浴びて、友だちからの刺激も受け、成長する娘の姿を見てみたい反面、費用対効果を考えるとやっぱりまだ通うのは早いというのが結論。
「英語は早いうちから」とはいえ、インプットだけなら家でもできているし、この先日本の学校に進むなら、高いお金を払ってまで、2歳でプリスクールに行く意味はないかなと。
それに普段はもっとクラスの人数が多いことを考えると、サークルタイムで毎回1人ずつ、名前や年齢などを答えるあの時間がまどろっこしく感じました。
くり返し聞くことが大事とはいえ、生徒8人でも長く感じて、娘も飽きていた様子。
もちろん他の子たちは楽しそうに通っていたし、英語もしゃべっていて、インターに通うこと自体は悪いことではないのでしょうが、長女の性格を考えると、アウトプットの環境は幼稚園入園後でも遅くはないはず。
プリスクールの1つの目標である、「英語を好きになること」は、長女はすでに達成していると思うので、我が家の場合はまずはお金をかけず、楽しく英語を聴いたり読んだりの「おうち英語」を優先しようと思います。
自作☆音声ペン対応 中国語絵本
中国語の音声付き絵本、なかなかいいのがないので作ってみました。
娘たちにくり返し読んで欲しい内容の「ええぞ カルロス」(好样的,卡路罗斯)。
G-Talk 対応です。
絵本は売っていないようだったので、はーと&はーとのサイトからプリントアウト。
https://www.manabi.city.osaka.lg.jp/www/contents/jinken/ehon/ehon/karurosu/e_karurosu.htm
音声は多言語絵本の会Rainbow のYouTube から。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ehon-rainbow/
中国語は頑張って入力したので、私も勉強になりました。
長女は「カルロス」の名前を真っ先に覚えて、なぜかこの絵本がお気に入り。
最初に覚えた(話した)中国語が「カルロス」になってしまいましたが ^_^;
日本語、英語、中国語の区別なく絵本を読んでくれるのは良いことです。
ミッキーマウスクラブハウス
最近の長女のお気に入り。
BS のDlife(ディーライフ)で毎朝7時から放送しているミッキーマウスクラブハウス。
録画してあるので、「ミッキー観る」とリクエストがあればかけてあげています。
最新の3DCGアニメーションによる未就学児向け番組で、問題解決や、数・図形などの算数を盛り込んだ内容。
副音声の英語で、ナチュラルスピードをガンガン聴かせるのにちょうどいいです。
まだ長女の集中力は30分もちませんが、さすがはディズニー。9ヵ月の次女も食い付いて見ています。
DWE の教材とは連動していないけれど、これでミッキーたちキャラクターに慣れてくれれば、シングアロングとの相乗効果もあるかなと期待。
Dlife の他の番組も長女はCMで気になっているみたいなので、今後要チェックです。
次女、チャレンジ英語絵本
5ヶ国語を話す兄妹
先日読んだ、井深大さんの『幼稚園では遅すぎる』という本に、5カ国語を話す天才兄妹とモーレツお父さん、永田益夫さんのエピソードがありました。
調べてみると、永田さんは1963年に本を出版されているようですが、絶版になっていて図書館にもない。
古いためかネットでも情報が少ない。
トライリンガル育児の参考になりそうなので、井深さんの本の内容を記録しておきます。
長い教員生活を辞めて自ら子供の教育に全身全霊を注いだ。
当時、兄は2歳半、妹は生後3ヶ月。
英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ほとんどいっぺんに始めた。
ラジオの語学講座を聞いてみると、フランス語でも、英語に置き換えて説明している。それなら、いっぺんにやれば横の連携がとれるだろうと…。
ちょうどそのころ弾いていたピアノ曲が、楽譜はイタリア語、説明は英語、ドイツ語、フランス語で書いてあった。
その説明がわからないと、曲の感じがつかめない。それも早く語学を始めた1つの動機。
5ヶ国語も一度にやって混乱しないかとよく聞かれるが、子どもはちゃんと使い分ける。
外国語の勉強は、もっぱらラジオを使った。
語学講座というのは非常に親切にできていて、発音なんかも、丁寧にゆっくり言ってくれる。
そうすると、子どもたちは口を開けて、発音練習をちゃんとやっていた。
このような内容でした。
大事なことは、単なる詰め込み教育ではなく、子どもが学習対象に興味を抱くよう、いろいろ工夫することに力を入れた点。
我が家のような英語と中国語という組み合わせの場合は、言語の性質から横の連携が難しいですが、参考&励みになりました。
『幼稚園では遅すぎる』
少し古い本ですが、タイトルが気になって読んでみました。
幼児の可能性を伸ばすには、3歳までの心の教育(=育児)が大事、というもの。
長女が2歳半過ぎの今読むと焦るような内容ですが、幼児の無限の可能性や母親の影響の大きさに気づかされ、今からでも実践したいことが多々ありました。
私なりの参考点
「与えなさすぎ」が問題
幼児の頭脳の吸収力を考えれば、「与えすぎ」は心配なし(5ヵ国語を操る天才兄妹を育てたモーレツお父さんの例より)
おもちゃの与えすぎはダメ
少ないおもちゃで、創意・工夫する力が伸びる。
外国語、絶対音感、運動神経、絵心の土台は3歳まで。
1つのことに自信をつけてあげると、他のことにも自信がつく。
「育児」=「教育」
区別すること自体が誤り。日々の育児こそが、本当の幼児教育。
母親の影響は計り知れない。
自分の欠点が子どもにうつらない努力を。
仲のよい両親、明るくなごやかな家庭。これ以上の幼児教育はない。
やや極端で偏った内容もありましたが、どんな育児書でも、100%正解はないはず。
母親として、情報や流行に左右されず、自らが学んで子育てにビジョンを持ち、確信できることから実践していくことが大事だと感じました。